最終日。泊まったのはホテルと言うより、合宿所?風なところでした。
宿泊施設がメインではなく、テニスコートやサッカー場、ヨガなどをする体育館のような所もありました。
スタッフの方もホテルマンっぽくなくて、インストラクターの様な恰好をしていて親しみが持てました。
最終日はそれはそれで、夜間からの暴風により、風の音がすごくて怖い思いをしました。
しかし、さすがは南房の人たち。 そのインストラクター風の男子が夜、強風の中にも関わらず、サッカーをしていたので「よくあることなんだろうな」と変に安心して眠れました笑
今回は三泊四日の旅で、想像以上に海風などで衣服が気になったのでホテルのコインランドリーを利用。 手間はかかりますが、なかなかいいものです◎
胃痛も最高潮のため、例のもらったパンをもさもさと食べて、当日は就寝。
・・翌日。やはり止む、と言われていた強風は止まず。
またもや、遠くから景色を眺めることに。しかし、同じ館山湾とは言え、紺碧の美しい海に感激!! 本当に海は場所によってまったく違う顔を見せてくれます。
そのホテルにはレストランが併設されているので、好きなときに好きな物を食べられました。 それが、連泊には思いの外、ありがたかったのです。+゚*1。+
※海辺だとお刺身ばかりが出るし、量も多いのでw
またもや、シチューを注文しました。 眺望は素晴らしく、食事をしながら蒼い海を見られるという贅沢。 というわけで、矛盾はしていますが、シャンパンも注文しました笑
※都内等ではシャンパンのグラスがよくありますが、この辺にはグラスのシャンパンはなかなかないので、つい。。 調べてみると、シャンパンとかの炭酸ってボトルキープができないからあんまり置かないんだそう。 物事には理由があるのですね!
その後はホテルの方のご厚意で、駅まで送ってもらえることに。
この辺のホテルはちょっと訊いてみれば、快く送迎をしてくれることが多いです。 優しいヽ(^o^)丿
全体的にダラダラとした、ある子の旅ですが、本日は目的があります!
『萬徳寺(まんとくじ)』というお寺です。
なんと、館山で涅槃仏が見られるということ!!
(そこそこ)仏像好きのある子はすぐに飛びつき、割と突発的に行き先を決めました。
館山駅からバスに乗り、安房神戸というバス停で降ります。
歩いてすぐの所に、手書きの看板があり、ちょっとした山を登り始めるのですが、これが都会育ちには笑っちゃうほどの山で、周囲は竹藪で、急こう配・・。
一応、「車椅子の方、OK」とはなっているけど、この坂は厳しいでしょ笑…と言った感じです。
若干の不安を感じながらも山を登ると、受付のような所があり、更にその先に、お坊さんがいらっしゃいました。この辺のお寺や神社はなかなか宗教色が濃く、お参りの仕方も独特で、「覚えられるかな・・」と思いながら、お坊さんの説明を聞いていました。
写真がNGなため、こちらのサイトがわかりやすいです。
山の上にある、涅槃仏はなかなか見事で、しばし見入ってしまう程でした。
ぐるぐると三周回ると、自動的に、お参りスポットに辿り着くという仕組みでしたが、仏さまの足の裏には二つ、ご利益のありそうな印があり、一瞬、「あれ!? 上だっけ? 下だっけ?」と思いましたが、何となく「上だっ!」と思ってお祈りをしました。(合ってた)
風光明媚なこのお寺で、巨大な涅槃像を眺めていると、「近いようでこんな遠くに来てしまった」という気持ちと「こんな所にこんな仏像があることを何十年も知らずにいたなんて」という気持ちが複雑に合わさって、ついじろじろと周囲を見てしまいました。
何と言うか、自分は想像以上に何も見ていないし、どこにも行っていない。
その後、いかにもご利益のありそうなこのお寺で、お守りを購入し、山の上から景色を眺めました。
*1:ヾ(o・ω・)ノ