※二日目は長くなってしまったので二本立てです。ご注意を♪
そこからバスに乗って、念願の安房神社へ向かう。
バスで出会う旅行者は高齢の方が多く、しかし、近隣から来ている人がほとんどのようでした。そして、気づいたのですが、南房総の方は方言が少しきつめで普通のおばあさんが「それはおめーが早くしねーからだろーがよぉ」ということを夫である、おじいさんに言っていて、「Wow…!(゚Д゚;)」と思ってしまいました。でも、聞いている内に、それは別に喧嘩しているわけではなく、常にそういう口調だということがわかりました。
ある子も同じ千葉県出身ですが、全然違うものだなと思いました。
最寄りのバス停で降りて、少し歩いて神社まで行くのですが、ほんとに何もなく、民家の間の細い道を歩いていくので、心配になってしまいました。
しかし、無事、安房神社へ到着!
この辺はこのような白い鳥居の神社が多かったです。
今は木だけですが、春は桜が満開で素晴らしいんだそう。
二つ目の鳥居をくぐって境内に入ると、そこはまるで山を切り崩したばかりのような、自然の息吹を感じる場所でした。
霊感などがないある子でも、強大な自然のパワーを感じ、背筋がぴっと伸びるような…。そんな、荘厳な歴史ある神社でした。
それから、境内にいくつかある神殿をすべて回ってお参りをしました。こちらは神社としては珍しいことに、モノづくりの神様や芸術の神様、更には書籍の神様が祀られています。ある子がこちらの神社に興味を持ったのも、そういったクリエーションやアートのご利益があるということからです。
お参りの後に、「夢叶う守」という❝夢❞と書かれたお守りを購入しました。
安房神社は、神社の建物の歴史もさることながら、境内の木々にもかなりの歴史を感じました。
こちらの大イチョウも数本ありました。幹の太さに驚きです。
この神社はかなり見ごたえのある所で、もう少し見ていたかったのですが、雨が降り出してしまった上に、バスの時間も迫ってきたということでバス停に向かうことに。
是非、また来たい神社となりました。
スムーズにバスに乗り、再び館山駅へ。
本日のホテルの送迎の時間まで、まだ時間があったので、館山の海を見に行くことにしました。
あいにくの雨なので、写真も少しだけ。
その後は本格的な土砂降りに・・。
もう少し海沿いに行って、サイクリングなどもやりたかったのですが、雨では何もできず。本当に南房は雨が降ると大幅に予定が狂うのが難点です。
駅前のカフェで昼食を取り、ホテルの送迎バスに乗って、今度は白浜へ!
送迎バスはシーズンオフなせいか、ある子一人でした。
ぐねぐねした道を30分も走って、ホテルに到着しましたが、海は大荒れで、翌日も外には出られなさそうなので、お目当ての野島崎や野島埼灯台などは見に行けないことに。。
しかし! 取っててよかった、オーシャンヴュー!
ホテル内ですが、この眺望です。でも、オーシャンヴューってある子の感覚では高層階にあるイメージだったんですが、こんな低層階でオーシャンヴューってあるんですね・・。どおりで安いはずだ! ちょっと怖いぐらいの近さです。
白浜の海は悪天候のせいかもしれませんが、これまで見た、内房の海に比べるとだいぶ波が高くて、「ザッパーン!」系の海でした。同じ海、それも割と近い所にある海ですら、こんなに違うものか、と思いました。
少し休んで、夜はホテルのビュッフェに行きました。
行ってみると、ビュッフェはこの時期にこの場所なのに、大勢の人で賑わっていました。やはり、高齢者がほとんどです。
こちらのホテルは食事が売りみたいで、ビュッフェは種類がかなり多く、その上、洒落た盛り付けで、ここからはある子の勘ですが、季節によってメニューを変えている様子でした。
「うわー! 昨日のホテルで船盛をあんなに食べなければよかった!」と後悔するぐらい、食事が素晴らしかったです。
こんな房総半島の端っこなのに、給仕のスタッフも若い人が多く、ソムリエの資格を持っている方もいるようでした。
有料になりますが、せっかくなので、梅酒を注文しました。
こちらには千葉県の地酒が豊富に取り揃えられていました。
デザートも豊富で「別腹でいけるかな?」とは思ったのですが、やはり前のホテルで食べ過ぎたこともあり、やばかったので部屋に戻ることにしました。
しかし、こちらのホテルには大きな欠点もありました。
お風呂に行って戻って、テレビを見ていると、な、なんだか足がむず痒い・・。
そうです、虫がいるようなのです!
というわけで、明け方まで虫と戦いながらの宿泊となりました。(;´д`)トホホ。